2011年6月
2011.06.30
東北地方の様子
こんにちは。所員Tです。
ひさしぶりの更新になってしまい申し訳ありません・・・。
今回、私達の事務所で東北地方の物件を担当させていただくことになりました。
で、それに先立ち、仙台に打合せに行きましたので、
そのときの様子をお話したいと思います。
(正確にいうと、先輩のSさんが打合せに行ったので、聞いた話になりますが・・・。)
仙台まで新幹線で行ったらしいんですが、路線が海岸線からかなり離れているためか、
地震の影響はほとんどわからなかったそうです。
(福島県に入ったあたりから屋根にブルーシートがかけられた住宅がいくつか
見られたそうですが。)
仙台駅に着いて駅構内や駅前を見てみると、地震の爪痕が残っていたが、
テレビで放送していた海岸線近くのような状態ではなかったとのこと。
仙台駅です。きれいな駅ですね。
駅前にある階段がブルーシートで覆われていました。中が気になります。
ペデストリアンデッキの一部(化粧材?)が剥がれ落ちていました。
駅構内です。ちょっとわかりにくいですが白いシートがつけられています。
天井の仕上げ材が落下したのでしょうか。
以上、数枚の写真をご紹介しましたが、いずれも地震の怖さを物語るものばかりです。
ペデストリアンデッキが壊れるなんで、通常はありえないし、想像しにくいことです。
今回、担当させていただくお仕事で何度か東北地方に足を運ぶことになりますので
地震の影響を受けた建物を数多く見ることになると思います。
そのときの様子をこちらのブログでご報告させていただきますので、
どうぞよろしくお願い致します。
2011.06.10
素人の野菜作り
こんにちは。所員Tです。
今日はプライベートなお話です。
最近自宅で野菜作りをはじめました。
近くのホームセンターで鉢、土、野菜の苗を購入し、
自宅のベランダで栽培です。
近頃、暖かくなってきたせいか、
野菜達の育ちが抜群にいいです。
(害虫も多くなってきましたが・・・。)
とりあえずミニトマトとピーマンが実をつけました。
こんな感じ。
ほかにも、ししとう、ゴーヤ、大葉、ナスが植わっているので、
今後が楽しみです。
2011.06.08
癒されます。
こんにちは。所員Tです。
先日、駅前にある100円ショップに行ってきました。
近頃の100円ショップはすごいですね。
日常生活に必要なものは、ほとんどあるといって
いいぐらいの品ぞろえです。
しばらく店内を眺めていたんですが、なんとびっくり観葉植物が売っていました。
殺伐とした職場の机の上を少しでも癒しの空間にするべく、
フラワーベース(花瓶)といっしょに購入。しめて200円。
いい買い物をしました。
2011.06.06
JW-CADへの挑戦
こんにちは。所員Tです。
設計業務に必須の図面作成。
現在、図面作成を手書きで行っているところはゼロに等しいと思います。
(建築士試験では必須ですが・・・)
で、CADを使用し図面を作成するときに私がメインで使用しているのは
AUTO-CADというソフトです。
他にもCADはたくさんあり、他のソフトも見よう見まねで使ってはいたんですが、
あるソフトだけは、いままですっと避けてきました。
そのソフトは
【JW-CAD】
無料ソフトで有名なこのCADは、AUTO-CADと似ているところがあまりなく
(そんなことはない!という方もおられるかもしれませんが・・・)
私の場合、
【文字1つもすんなり消せない・・・。】
【線の書き方すらあやしい・・・。】
【消したと思った線や文字が気づいたら復活している・・・。】
【あまりにも操作の仕方がわからないのでイライラしてくる・・・。】
という状況でして、どうしてもJW-CADを使用しないといけない物件があると
同じ事務所内のJW-CADが使える方に手伝っていただいていました。
で今回、そんな状況を打破しようとJW-CAD習得に向けて一大決心(大げさ)をしました。
学ぶ教材は以下。
【 高校生から始める Jw-cad 建築製図入門 櫻井良明 (エクスナレッジ社) 】
「高校生から始める~」 なんていうワードにつられて選んだんですが、
これがなかなかわかりやすい!!
私のようなJW-CAD素人でもストレスなく図面が書けます。
1ヶ月後には、JW-CADマスターと呼ばれるようにがんばります。
2011.06.03
事務所内の様子
所員Tです。
今日は、事務所内の様子を少しだけご紹介します。まずは、
【とにかくすごい量の紙で埋もれている!】
ということ。この一番の原因は構造設計にあるんですがそれはなぜか?
ここで簡単に構造設計というものをご紹介します。
まず、建物を建てるときには、構造設計を行い建物の安全性を検討します。
次にその安全性の根拠資料として構造計算書というものを作成し、それを
確認審査機関というところに提出し、審査を受けます。
そして審査に合格してはじめて工事着工という流れになるんですが、
この中の構造計算書作成に大量の紙を使用します。
建物の規模によって量はかわりますが、200~300ページは当たり前、
ものによっては1000ページを超えるものも少なくありません。
製本する日は、一日中プリンターが動きっぱなしなんてこともあります。
(印刷し製本するだけでも大変です! そして審査する人も大変です!)
で、こんな感じのファイルが事務所内にたくさんあります。
というわけで、頻繁に整理整頓し不要なものを廃棄していかないと
事務所内は紙(ファイル)で埋もれてしまいます。
(決して大げさな表現ではありません。笑)
少し前まで業務に追われていた為、片づけることができず事務所内は
大量の紙に占領されていました。
いま、がんばって少しずつ片づけています。
2011.06.02
設計事務所について
最初ということで、まず私たちの設計事務所の特徴をお話したいと思います。
私たちの設計事務所には意匠設計者と構造設計者がいます。
意匠設計者というのは簡単にいえばデザインを考える人のことで
構造設計者というのは建物の安全性を検討する人のことなんですが
この意匠設計者と構造設計者がいっしょに机を並べて仕事をしています。
(ゼネコンさんなどの設計部は別にして、このように1つの設計事務所に
意匠設計者と構造設計者がいるところがそれほど多くはありません。)
で、この意匠設計者と構造設計者がいっしょにいることのメリットなんですが
【すぐに意思疎通を図ることができる】
ということがあります。
たとえば空間デザインを変更したいと思った時、それが構造的(安全性)に
問題がないかをすぐに確認することができ、
また、そのコミュニケーションの中で新しいアイデアが生まれ、意匠設計者、
構造設計者どちらか一方だけでは思いつかなかったであろうデザインが
生まれたりもするわけです。
また、両者が日々コミュニケーションをとることによって、意匠設計者が構造設計の
知識を持ち、構造設計者が意匠設計の知識を持つことができるので、
そのことで幅広い視野から設計というものを考えることもできます。
ここまでみるとメリットばかりのようですが、当然デメリットもあります。それは
【意識的に期限を守るように注意しないといけない】
ということです。
同じ事務所内での業務のために緊張感が薄れてしまい、
「安全性の検討結果をデザイナーに伝える期限は明日だけど、もう少し待ってもらおう。」
などという甘えが入ってしまう可能性があります。
(特に忙しいときは危険です。)
私たちの事務所では、個々が緊張感を持って仕事にあたることによって、
これらの問題が起きないように注意しています。
「設計事務所ってどんなところなんだろう?」
「設計事務所って敷居が高い。」
と思われている方がたくさんおられると思いますので、
これから少しずつご紹介していければいいなと思っています。